この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
ブライダル業界において、インスタグラムの活用は単なるトレンドにとどまらず、必須のマーケティング戦略となっています。
インスタグラムは、結婚式場、装飾業者、ウェディングプランナーなど業界関係者が自らのサービスやプロダクトを魅力的に紹介し、直接的に顧客とコミュニケーションを取るための強力なツールです。
フォロワーとのエンゲージメントを深め、ブランドの認知度を高めることができるため、ブライダル業界においてインスタグラムを効果的に活用する方法を知ることは極めて価値があります。
本記事では、ブライダル業界で成功している8つのインスタグラムの活用事例を紹介します。
それぞれの事例からは、ターゲットオーディエンスにリーチし、影響を与えるための具体的な戦略と活用方法が明らかになります。
事例を通じて、どのようにしてブランドの魅力を最大限に引き出し、見込み客を引きつけるかのヒントを得ることができます。
この知識を武器に、読者の皆様も自社のインスタグラム運用を一段と効果的に進めることができます。
ぜひ参考にしてみてください。
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1.ブライダル業界のインスタグラム活用事例【8選】
事例1. 青山迎賓館
青山迎賓館(@aoyama_geihinkan)は東京の南青山・外苑前にある結婚式場です。
アカウントとして、プロフィールやハイライト、投稿写真が統一されており、ブランディングを意識した運用をしている印象です。
新郎新婦を写した写真が多く、リサーチをしているユーザー視点で考えると写真の中を自分のように想像して比較検討しやすいようになっています。
また、高画質な写真や動画を用いているのはインスタグラムを運用する意味を理解されているなと感じます。
しかし、いまや高画質は当たり前の時代、ただ綺麗だけでは訴求が弱かったりするので「新郎新婦の物語(ストーリー)」にフォーカスすることで、同じ悩みや考えを持っているユーザーが集まり、より「ここで挙げたい!」という感情を動かすことができる印象です。
事例2. TAKAMI BRIDAL
TAKAMI BRIDAL(@takamibridal_costume)は京都市下京区に本社を構えるブライダルコスチュームなどを展開する会社です。
ウエディングドレスや和装のカタログアカウントのような作りですが、1枚1枚に良さが伝わるように角度やライティングを丁寧にこだわっている印象です。
通常、写真のみの場合、一方向からしかわからず実際の着用イメージには限界があります。
TAKAMI BRIDALは動画を用いることで、360度から動きを交えて伝えることでドレスの揺れや広がり方から自分が着用した様子を連想しやすいように工夫されています。
しかし、TAKAMI BRIDALの場合、一定のブランディングがすでに確立されているので運用としては難しいですが、直近の投稿を見るとコメント欄への促しもしていますがリアクションが少ないことからファン形成はまだまだ改善の余地があるという印象です。
事例3. ワタベウェディング
ワタベウェディング(@watabewedding)は京都市上京区に本社を構える国内外の挙式サービスや衣裳・写真事業を展開する会社です。
2万人以上のフォロワーを獲得しており、インスタ経由で認知を獲得しているアカウントというのが見て取れます。
芸能人やインフルエンサーの起用をしてうまくPRを広げている印象です。
また、実際に式を挙げた方々の1シーンを切り抜いた様子が自分ごととして伝わりやすく、キャプションでも式の内容を紹介していたりと気になる情報をしっかりと訴求しています。
しかし、ブライダル業界としては写真や映像が得意でありながら、ストーリーズのデザインがややチープな印象を受けました。
事例4. 八芳園 ウエディング
八芳園 ウエディング(@happoen_wedding)は東京都港区に本社を構える結婚式場です。
400年以上歴史ある都内屈指のスケールの美しい日本庭園であることから、多くの方が和装といえばで憧れの式場でここでの景観は特別なものです。
インスタグラムを覗いてみると、綺麗な写真で統一されており、笑顔を切り取っていたりと女性の気持ちを高めてくれる作りになっています。
やはりブライダル業界はどこも写真が鮮明で美しさを感じます。
また、「はち花」という取り組みで八芳園で結婚式を挙げられる花嫁さんや卒花さん達の素敵な投稿をご紹介することでUGC(クチコミ)が見れる仕組みは素晴らしいポイントです。
しかし、知名度よりもフォロワー数は少ないのが気になるところです。というのも、多くの方がイメージする八芳園というものとの多少のギャップが生まれている気がしました。
もし弊社が運用に携わるとしたら、アイコンを変えたり、「帰ってこられる場所」というブランドストーリーを活かした写真や動画での訴求をしていくことで伝えきれていない魅力をもっと訴求していきたいという印象です。
事例5. 東京會舘本舘ウエディング
東京會舘本舘ウエディング゙(@tokyokaikan_wedding)は東京都千代田の丸の内にある結婚式場です。
はじまりの舞台にふさわしい「至上の場所」とのこともあり、インスタグラムでも投稿する写真が全て一切の妥協がなく、こだわり抜いている印象を感じます。
しかし、ハッシュタグなどを見てみると多く羅列されているあたりがインスタ運用においては改善ができるなと見受けられました。
こちらに関しても、もし弊社が運用に携わるとしたら、ブランドストーリーや新郎新婦の物語にフォーカスをした写真や動画での訴求をしていくことで伝えきれていない魅力をもっと訴求していきたいという印象です。
個人的には、ファン作りを考えているとした場合、インスタグラム上でファンがいる様子が見て取れなかったため要改善ポイントだと感じています。
事例6. CRAZY WEDDING
CRAZY WEDDING(@crazy_wedding)は東京都渋谷区に本社を構えるウエディングプロデュース会社です。
結婚を広く発表する目的で行われてきた「二人中心」の披露宴スタイルから共に時間を楽しむ「ゲスト中心」の設計により、本当に二人とゲストが望むオーダーメイドの結婚式が人気となっています。
新郎新婦を主人公とした投稿の背景に、ゲストとのストーリーを上手に取り上げていくなかで整えられた世界観や統一されたフォントやデザインが上手な印象を受けました。
特に、リールでの発信は、誰もが経験するシーンを切り取り、心が動かされました。
しかし、運用を考えていくと結婚したあとでもアカウントをみるキッカケ作りをすることや、やや発信が迷子になっていそうな印象があるのでフィードやリールでの発信内容のブラッシュアップをしていくとよりたくさんの人に見てもらい、愛されるアカウントになるようなポテンシャルを感じました。
事例7. TRUNK BY SHOTO GALLERY
TRUNK BY SHOTO GALLERY(@trunkbyshotogallery)は東京都の渋谷区松濤にある結婚式場です。
“あそびごころ”をコンセプトにしプロデュースをしており、自分たちの個性を出した式を挙げたい方々に人気となっています。
フォロワー数は3.3万人以上のアカウントで、コンセプトである“あそびごころ”が伝わる投稿が多くみられます。
また、投稿における写真やリールでは素敵なシーンを切り取っており、魅力が溢れる発信です。
投稿欄では横3枚を統一しているところも考えられているなという印象です。
事例8. トキハナ
トキハナ(@tokihana_wedding)は東京都港区に本社を構える株式会社リクシィによって運営されているインスタグラムアカウントです。
“花ヨメの不安をトキハナツ式場探し”というコンセプトを元に運用されていることもあり、結婚式のトレンドや失敗しないための情報を知ることができることから多くの人がフォローしており、フォロワー数10万人以上のアカウントとなっています。
式の途中で起きるストーリーをうまく発信していたり、参考になる情報発信をされていたりとインスタグラム運用においての理解も深い印象を受けました。
このアカウントでは、自社のサービスを表立ってみせるのではなく、まず情報を発信することで人を集め、その情報から「私たちもこんな式をあげたい」といった花嫁さんからの問い合わせを獲得するスキームを構築しています。
情報発信アカウント(コンテンツアカウント)のため、他の企業からすると参考にしづらい部分はありますが、どんな発信が受けているのかなどの情報収集ができるためベンチマークしておいて損はないです。
2.活用方法の詳細解説
1. コンテンツの質を高める
インスタグラムはビジュアルが中心のプラットフォームであるため、高品質な写真や動画を投稿することが極めて重要です。
鮮明で美しいビジュアルは、式場の魅力を際立たせ、フォロワーの関心を引きます。また、投稿する内容は一貫性を持たせ、ブランドイメージを強化することが大切です。
2. エンゲージメントを活性化させる
フォロワーとの積極的なコミュニケーションを図ることで、エンゲージメントを高めます。
コメントへ返信する、質問を投稿して意見を求める、またはコンテストを開催することで、フォロワーとの関係を深めることができます。
3. ハッシュタグを賢く使用する
適切なハッシュタグを使用することで、特定のターゲットオーディエンスにリーチしやすくなります。
ブライダル関連の人気ハッシュタグや地域をターゲットにしたハッシュタグを利用することで、関連性の高いユーザーに投稿を見てもらう機会を増やすことができます。
4. ストーリーズとリールを最大限に活用する
インスタグラムのストーリーズやリールを活用して、日々の更新や裏側を見せることで、フォロワーに新鮮さを提供し続けることができます。
特にリールは短いビデオを通じて情報をダイナミックに伝えることができ、大きな注目を集める機会となります。
5. インフルエンサーとのコラボレーション
ブライダル業界に影響力のあるインフルエンサーと協力することで、より広い範囲のターゲットオーディエンスにリーチすることが可能です。
インフルエンサーが持つフォロワー基盤を利用して、ブランドの認知度を高めることができます。
これらの戦略を組み合わせることで、インスタグラムを通じてブライダル業界でのプレゼンスを大きく拡大し、結婚式場やブライダルサービスを効果的に宣伝することが可能です。
他にも、ブライダル業界の運用について詳しく書いている記事はあるのでそちらも併せてお読みください。
3.まとめ
この記事では、ブライダル業界でのインスタグラムの活用事例8選をご紹介しました。
それぞれの事例から、インスタグラムをどのように効果的に利用しているかの具体的な方法が見て取れます。
美しいビジュアル、エンゲージメントの促進、ハッシュタグの活用、そして動画コンテンツの効果的な利用が共通の成功要素です。
これらの事例は、インスタグラムがブライダル業界における重要なマーケティングツールであることを示しています。
各事例を参考に、自社のインスタグラム運用に活かし、より多くのフォロワーとの接点を創出しましょう。
また、ブライダル業界でインスタ運用代行の依頼先を検討している方は株式会社ビーステップに依頼するのがおすすめです。
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さらに、ご支援範囲も設計から運用までワンストップで対応可能なので、業務が忙しくて手が回らない方でも、安心してご利用いただける点も魅力です。
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